良いお知らせと悪いお知らせが一つずつ。
良いお知らせは、角川で担当さんが付いてくれたこと。
悪いお知らせは、帰りの飛行機に乗り遅れたこと。便を遅らせたのですが、予想以上にでっかい出費でしたよ。ションボリ……。
以下詳しく
1日目(22日)
12時過ぎ羽田に到着。電車を乗り継いで、角川書店へ。
おそれ多い事に、編集長と担当の方の二人がかりで応対していただきました。この時点で、パールの緊張が頂点に達していることは、およそ想像がつくかと思います。
編集長は手厳しい方で、「もう若くはないよ」とか、「絵が地味」とか、僕の気にしていることをどんどん突いてこられるので、それはもう凹みましたよ。
その上(これは僕が下調べしなかったからいけないのですが)、少年エースは『サイコ』とか『死体宅配便』のような、対象年齢の高い連載が別紙に移ってしまったらしく、僕の作品も今のエースのカラーには合って無いと言われました。
編集長「エース読んでないの?FATEって知ってる?」
パール「……すいませんすいません」
失礼なことこの上無いパール。
……小一時間ばかり雑誌の説明やアドバイスを受けたのですが、この状態からどうやって担当さんに付いていただく流れになったのか、まったく覚えていません。ムムム。
ただ、一つ言える事は、今回の原稿はとりあえず賞に回してもらったのですが、なにぶんカラーが違うもので。出来るなら、もう一本描いてみてはどうか?とのことでした。
フフフ。何、アレだな。結局のところ、さっさと次の作品に取り掛かるっていう状況は変わってない訳ですな。
分かり易くってイイじゃない。今は燃え尽きていたいところですが。
2日目(23日)
二度とあんな緊張感は味わいたくないので、他の出版社には行きませんでした。
代わりに、宿を提供していただいた東京在住の先輩とお買い物。
先輩は会社を休んでまでお買い物に付き合ってもらったのですが、パールは緊張が解けたのか午後2時まで爆睡するという大失態。ここでも、すいませんすいません。
新宿とか行きました。
3日目(24日)
『まんだらけ』だらけの中野ブロードウェイに行きました。
しかし、ここの店舗はことごとく開店時間が遅く、僕は飛行機に乗り遅れたのでした。
あーもう……。
まとめると、以前にも増して課題は山積みにもかかわらず、パールはそれでも浮かれていたようです。
そりゃ寝坊もすれば、飛行機乗り遅れもしますよ。
今度の一件で、僕には足を向けて寝られない人がいっぱいできてしまいました。
これはもう寝るなってことだね。萌え絵とか描くよ。このまま立ち止まらずに行けたら良いなぁ。
以上、レポート終わり。